文字サイズの変更方法

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| 例えば文字サイズは満足?年輩者へパソコンの技とお話
|        ~ 文字サイズの変更方法 ~
|                        2007年12月20日
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こんにちは。団塊の世代の方々と、おつきあいが多い、団塊Jrの工藤です。


1年過ぎるのって、あっという間ですね。12月も半ばを過ぎてしまいました。この時期、ミョウに焦ってしまうのは、私だけでしょうか?


さて、今回のテーマは文字サイズの変更方法です。


パソコンのスイッチを入れて、Windowsが立ち上がって、さぁはじめるぞ!
と画面を見たとき・・・
「スタートボタン小さいなぁ」「アイコン小さくて見難いなぁ」
「アイコン小さくてクリックし難いなぁ」と思ったことはありませんか?


ワープロソフトやエクセル、インターネットエクスプローラー(ブラウザ)、
アウトルックやアウトルックエキスプレス(メールソフト)等のソフトを
使っているときにも・・・
「文字が小さくて見ずらいなぁ」「メニューやボタンが小さくて分かりにくいなぁ」
と感じたことはありませんか?
また、ボタンが小さくて、隣のボタンを間違ってクリックしてしまうことはない
ですか?


不便を感じながら、パソコンを使っていては、効率もよくないですし、思いの
ほか疲れます。そして疲れると、ますますやる気や、効率も下がります。


逆に、自分にあった設定にして、パソコン操作の負担を最小限にすれば、
もっとパソコンに集中できます。


集中力が高まれば、その分いいリズムにのれて、効率も、やる気も、
向上していきますよね。


「パソコンの設定は、自分にあった設定にして使いましょう。」


でも、このようなことを言うと、「設定が面倒なんだよなぁ、難しいんだよなぁ」
「設定の仕方が分からないんだよなぁ」「設定を変更して、トラブったときが
心配なんだよなぁ」という声が聞こえてきそうです。


実際、パソコンの設定が、自分にあっていないのに、我慢してそのまま使い
続けている人はかなりいます。


中には、我慢してパソコンを使っているうちに、「我慢してパソコンを使うこと」
に慣れてしまっている人もいます。
(慣れたからといって負担が減ったり、効率が上がっているのではないです。
 我慢することに「不満を言わなくなった」という意味です。)


パソコンの設定が、買ったときのままとか、人が使ったときのままというのは、
非常にもったいないです。


もし、「見にくい」「使いづらい」という部分があれば、できるだけ早く自分に
あった設定に直しましょう。


そうすることで、その分だけ、我慢してパソコンを使っている他の人と差を
つけることもできますよ。


  ***  ***  ***  ***  ***  ***


前置きはこのくらいにして、それでは、できるだけ簡単で、
しかも強力な文字サイズやアイコンサイズの設定方法を紹介しましょう!


まずは、この設定方法が、どれだけ簡単で、どのように強力かということを
いいますと・・・


○ 「文字が小さい」「アイコンが小さい」「ボタンが小さい」を全て解決!
○ 設定は一箇所!一回のみ!
○ 全てのソフト・アプリケーションに適用されます!


お手軽かつ強力!気に入らないときは、もう一度設定し直すだけの方法です。


その設定とは・・・


「ディスプレイ(画面)の解像度の設定」です。
(WindowsXPでの設定方法を、ウンチクの下に紹介します。)


「ディスプレイ(画面)の解像度」設定を変更すると、
文字も画像も区別無く、全てのサイズを大きくも小さくもできます。


簡単!一発!全てを改善!です。


「ディスプレイ(画面)の解像度」について少し解説します。


「ディスプレイ(画面)の解像度」の設定状況は、
  (画面のヨコのピクセル数)×(画面のタテのピクセル数)
という形で表示されます。


ピクセルは「画素」とも呼ばれます。


パソコンのディスプレイに「文字や画像」が写しだされているとき、
この「文字や画像」は、ディスプレイ上のたくさんの光の粒で作られています。


この一つ一つの光の粒のことを、ピクセル(画素)といいます。
ピクセルは一色の色を発するだけです。多くの光の粒(ピクセル)が集まって、
ディスプレイは、文字や意味のある画像を表示します。


ディスプレイにおける「ピクセル」は、人文字における「人一人」に相当します。
ディスプレイにおける「ピクセル」は、電光板における「電球一個」に相当します。


ブラウン管でも液晶でも基本的に、ピクセルという考え方は共通です。


例えば、「ディスプレイ(画面)の解像度」が「800×600」であれば、
ヨコに800個、タテに600個、総数480,000個のピクセルが並んで、
ディスプレイに文字や絵を映し出しています。


ディスプレイ(画面)の解像度の設定では、
このディスプレイのピクセルの総数を設定できます。


ピクセルの総数を設定できると、どういうことが起こるかというと・・・


面白い事が起こります。


ご存知のとおり、モノであるディスプレイの大きさは変えようがありません。


従って、ディスプレイ上のピクセルの総数を変更するということは・・・
ピクセルの1粒当りの「大きさ」を変えることになります。


例えば、同じディスプレイに800×600粒のピクセル設定にしたときは、
1600×1200粒のピクセル設定にしたときよりも、
個々のピクセルの粒の大きさは4倍大きいです。


なぜなら、800×600粒のピクセルの総数は、
1600×1200粒のピクセルの総数に比べて、4分の1しかないからです。


少ないピクセル総数でディスプレイ全体をカバーするのですから、
ピクセル1粒が大きくないといけません。


こうして、「ディスプレイ(画面)の解像度」の数字を、
前の設定より小さくすることで、
ディスプレイに表示される文字やアイコンを大きくすることができます。


つまり、まとめると、「ディスプレイ(画面)の解像度」の設定は、
「(画面のヨコのピクセル数)×(画面のタテのピクセル数)」の数字が小さいほど
→→→ピクセルが大きいため
→→→文字や画像、アイコンが大きく表示されます。
→→→ただしその代償に、画面に表示される範囲は狭くなります。


  ***  ***  ***  ***  ***  ***


設定方法は(Windows XPの場合です)・・・
  ※ パソコンによっては、設定変更のため再起動が必要な場合もあります。


パソコンのデスクトップ(パソコンに電源を入れたときの最初の画面)で、
右クリックをします。


右クリックする場所は、アイコンがないところを選んでください。
また、タスクバーと呼ばれる、スタートボタンが置かれている帯状の部分や、
スタートボタンも避けてください。


右クリックすると、メニューが現われますので、
「プロパティ」をクリックしてください。


すると、「画面のプロパティ」というタイトルのフォームが現われます。
フォーム上部(タイトルの下)に、いくつかタブが並んでいます。
例えば「テーマ」「デスクトップ」「スクリーンセイバー」「デザイン」「設定」
などです。


この中の「設定」タブをクリックしましょう。


すると、「画面の解像度」と「画面の色」という項目があります。


この「画面の解像度」にはスライダーが付いていて、
クリックやドラックで動かせるはずです。
スライダーはピクセルの数を設定するものです。


このスライダーを使って、ピクセルの数を少なくしてみましょう。
そして、「OK」又は「適用」ボタンを押すと、
変更前よりアイコンや文字が大きくなります。


これだけです。簡単でしょ!


パソコンによっては、設定変更に再起動が必要な場合がありますが、
「画面の解像度」を小さくすることで、ディスプレイに表示されている
アイコンや文字が大きくなったことが確認できます。


  ***  ***  ***  ***  ***  ***


知っていれば、気が付けば、「コロンブスの卵」ですね。
とても簡単で、誰もができ、しかも強力な設定方法です。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。m(_”_)m

次回は便利機能の「検索」と「置換」をテーマにしたいと思います。
そして、次々回は「文字サイズの変更方法(別の方法)」がテーマです。

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